大長編 男肉 du Soleil
『転生したハムレットの世界で生きるべきか死ぬべきか戻れるか、それが問題だ』

ブラック企業で働く僕は、過労死寸前フラフラしてるところを、車に轢かれて死んだ。
と思ったが、気がつけばシェイクスピアの四大悲劇と呼ばれる戯曲の一つ、
「ハムレット」の世界にいた。

Wikipediaを見たらあらすじが全部載ってる世界に飛ばされた僕は、
出会う人々の異常なまでの独り言の多さと、
異常なまでの遠回しな長いお喋りに驚きが隠しきれない。

転移だの転生だの死に戻りだの、もう何が起きても驚かない。
振り返れば未来人がいて、角を曲がればあだち充がいるかもしれない。

つまり僕たちは、悲劇を喜劇にするべきか、
無視してスローライフを楽しむべきか、
生きるべきか死ぬべきか、それが問題だ。

作品について

・コロナの影響で三年ぶりとなった新作は『リア王』に続くシェークスピア先輩の四大悲劇に挑むシリーズ。
・『ハムレット』の世界に現代から迷い込んだJが、そこで知り合った仲間たちと現代に戻る方法を模索する…とう所謂異世界転生モノ。
・製作にあたり一度『ハムレット』を忠実に立ち上げた後、シーンの取捨選択しながら現代人パートを加える、という流れで進んだ。
・ただでさえ膨大な量になるので、割と大き目な原作シーンも思い切ってカットする必要があった。ただ、そのお陰で原作に興味を持たれた方もいたようでなにより。
・ゲストも多く、小道具、衣装もおそらく過去最多。舞台上はとにかくごちゃごちゃさせよう、という感じ。
・特設サイトはこちら→リンク先

公演写真
上演記録

団長:池浦さだ夢
出演:
江坂一平
小石直輝
高阪勝之
城之内コゴロー
すみだ
チェン
ヤマモトエリコ
吉田みるく

新井聖美(テアトルアカデミー/なにわニコルソンズ )
稲森明日香(夕暮れ社 弱男ユニット)
重松よしこ
空本奈々(万博設計)
小林欣也

舞台監督:杉浦訓大×稲垣宏
照明:真田貴吉
音響:森永恭代
映像:角田行平
制作:高阪勝之/井神拓也、大瀬千尋、吉田和睦
art direction:堀口努(underson)
photo:山嵜明洋
web:宇高早紀子
京都芸術センター制作支援事業
制作協力:オポス/ [京都]サウンドクリエーター/ [東京]サンライズプロモーション東京
主催・企画・製作:男肉 du Soleil

≪京都公演≫
2022年4月21日(木)~23日(土)
京都市東山青少年活動センター  創造活動室
(東山区東大路五条上ル 東山区総合庁舎2F)

≪東京公演≫
2022年5月6日(金)~8日(日)
小劇場B1

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