萌黄の物販工場

さてさて、ふんわり決まったデザインを具体的にする作業入ります。
ニックリマンシールに取り掛かる前に、にく松さんの手直しからすることにしました。こっちのほうが早く終わるし、業者さんへの発注期限があるからです。

ちなみに団員ブログのトップ絵はこんな感じ。

よくよく見返すと、なんだかちょっと雑でした。自分で描いた絵とはいえショックです。しかも団長がいないんです。
そして、マフラータオルにするには線が細すぎて、タオルにしたときに線が消えてしまう可能性があります。もう修正箇所だらけですね。

まずは線を太く、丁寧に描き替えることに。もともとの絵の線の上から綺麗な線を描いていきます。

すると、こんな感じになりました。

線を太くすると気を付けないといけないのが、細かく描きすぎてつぶれてしまうところがないかどうかです。この絵は単純シンプルすぎてその心配はいりませんが。

団長はこんな感じで仕上がっていきました。

色を塗ってマフラータオルの形にはめてみると、こんな感じになりました~!

そして、またすぐにニックリマンシールにも取り掛かっていきます。
先ほど1ページ目の落書き帳にあったツタンカーメンみたいな恰好の人は、実はすみださんなんですがおわかりになりましたか(笑)
ラフで驚くほど特徴を捉えられなかったすみださんを清書していきたいと思います。
まずは、落書き帳をもとにデータ上に下書きをするとこんな感じになりました。

ラフ段階がひどすぎて、データが少しでもましに思っていただければ幸いです。
下書きができれば、その上にまた清書用のレイヤーを作って本描きしていきます。このSaiというソフトでは一度描いた線上に制御点という点ができます。
その制御点を動かすと描いた線を調整できるようになっています。

これを使って線を描いていくと、こんな感じになります。

線の太さが一定で、手描き特有のぶれのないデジタルっぽい線です。これに色を付けて、名前を入れます。

じゃじゃ~ん。これをシールに印刷すればOKです。
ニックリマンシールは実は団員の手作業にて作られていきます。この後みんなで目を血走らせながら、この絵を切り抜き、台紙に貼り、裏の台紙を作っていきます。

なので私のお仕事は一旦、ここまでです。
Tシャツやブロマイドはここでは紹介しきれませんでしたが、
大長編男肉 du Soleil「LAきょうとピラミッド」の京都公演・東京公演ともに物販コーナーを設置して販売します。
みなさま!ぜひ、完成したグッズたちをみにきてください!