悲劇EXPO 2025
~ハムレットvsマクベス
vsオセローvsリア王~
私立きらめき学院に通う、尾毛烈、ガチトンガリ、ゴリラブタ、ヨミちゃんの四人は、プライベートのゴタゴタと、学院内に蔓延るスクールカーストに悩まされ、自分たちは悲劇の主人公であると世界で一番不幸顔をして、日々クサクサしている。
尾毛は先祖が下劣なオゲレツ斎と呼ばれる男であり、自身もそのDNAに抗うことが出来ずオゲレツなことばかり考えてしまうことに悩んでいた。
ガチトンガリは、思想がガチで尖がっていることで、高校生活を営む中で息苦しさを覚えていた。
ゴリラブタは、ゴリラとブタの遺伝子を組み替えて作られた人工生命体だった。
ヨミちゃんは、パパ活をしていた。
そんな中、世界の悲劇度数が一定以上膨れ上がった時に開催される悲劇EXPO2025が富士の樹海にてひっそりと開催されていることを知り、四人は殺人衝動を抑えながら必死に勉強をするも実を結ばずに大学を8浪している勉八さんの人力車に乗って悲劇EXPOに乗り込むと、そこでは阿鼻叫喚の悲劇が悲劇を呼ぶ悲劇の嵐が巻き起こっていた。
創作物であるはずの悲劇の主人公たちがパビリオンを飛び出して、「我こそが悲劇の主人公である」といがみ合う悲劇の中で、高校生たちは様々な悲劇に触れて、悲劇を喜劇に変える力を手に入れることはできるのか。
勉八さんは大学に受かるのか。
そして、悲劇EXPOの案内人モロ助が語る、世界の真実(ネットから得たゴリゴリの陰謀論)とは何か。
悲劇を知って、人は生き抜く力を得る。