
やあ! 僕の名前はニクニク君!
悲劇EXPOにおっ立つハムレットパビリオンについて、僕がみんなに独断と偏見たっぷりで説明するね!

ハムレットは、デンマークの王子様「ハムレット王子」を中心に巻き起こる悲劇なんだよ!
このハムレットをすっごく簡単に説明するとね、デンマークの王様(ハムレットのお父さんだね!)が死んじゃって、王様の弟(ハムレットの叔父さんだね!)が跡を継いで王様になるんだけど、王様になるだけじゃ飽き足らずに、王女であるハムレットのお母さんとも結婚しちゃうんだ。つまり、ハムレットからすると叔父さんが義父になっちゃったわけだね。
すっげえ、ガチャガチャした家系図! ニクニク君もびっくり!
ハムレットは、こんな現状に激拗ね状態。拗ねに拗ねまくってるんだけど、そんなある日、城に現れた亡霊と遭遇するんだ。それは、死んだ王様(何度も言うけど、ハムパパね)の亡霊で、ハムレットに語りかけてくるんだ。
「ワイが死んだのは、全部弟のせいや! あいつに毒殺されたんや! 王様の地位も、お前のオカンも、アイツは奪っていきよったんや! 息子よ、アイツに復讐してくれ! でも、オカンは恨んだらあかんで! 優しいしたってや!」
こんなこと言われたからハムレットはクリビツだよね! それで、お父さんの亡霊の言う通りに復讐したらあ! ってなるんだけど、何を思ったのかハムレットはキ〇ガイのフリをするんだ。
多分、キチ〇イのフリをして叔父さんを油断させるってことなんだろうけど、ニクニク君には意味不明だよ! だって、油断させるならさ、「叔父さん、今まで拗ねててごめんね。今日からは息子として、叔父さんを父と思ってデンマークを一緒に盛り上げていくよ!」ってな感じで従順なフリしたほうがよくない!?
結局、〇チガイのフリをすることで、ハムレットの彼女的な存在オフィーリアはパニックになって死んじゃうし、オフィーリアのお兄ちゃんに恨まれて殺す気の試合をすることになるし、叔父さんからも「こいつやべえ」って思われて毒殺されようとするし、その毒をオカンが喉乾いたなんて言って飲んじゃって死んじゃうし、ハムレットは試合のドサクサで叔父さんを殺して復讐果たせたかと思いきや、オフィーリアのお兄ちゃんからの毒塗りたくった剣の一撃を食らってたから死んじゃうし、オフィーリアのお兄ちゃんもハムレットの一撃で死んじゃうし、マジでボンガボンガ人が死んじゃうんだよね。
まあ一応、復讐は果たせてるけど、死んじゃってるなあ……ってなるわけ。
しかも、ニクニク君的には、お前の選択ミスじゃない……? とも思っちゃうわけ。キチガ〇のフリは悪手も悪手だよぉ……ってね。
ま、叔父さんにお父さん殺されてお母さん寝取られたことも無いから、ニクニク君にはわかんないや! 経験したことないのに、外野があーだこーだ言うのは良くないね!
こんな悲劇なハムレットパビリオンなんだけど、すっごくマニアックな話をすると、物語の途中で劇団が登場して、弟が王様を毒殺したっていうオリジナルのつまらなそうな劇をやって、ハムレットが叔父さんのリアクションを確認して、亡霊の言ってることはマジだったんだ! ってなるシーンがあるんだよね。まあこれはこれで大事なシーンなんだけどさ、その劇団が登場するところで、ハムレットの作者であるシェイクスピア自身が最近ウケてないんだよね~っていう自虐ネタが当時の上演では挟まれてたとか挟まれてなかったとか。
ま、どうでもいっか! そんなこと!
それじゃあ、みんな! ハムレットパビリオンを楽しんでってね!