萌黄の物販工場

第4回


前回に引き続き番外編として、大長編 男肉 du Soleil「お祭りフェスティバルまつり」のチラシイラスト(後編)をお送りします。
前編にて、イラストの構成などがかっちり決まりました。
ここらはシンプルに根気の必要な作業に突入します。

まずは修正も終えた下絵の鉛筆線だけを抽出して、色を薄い色に変更し清書用に印刷します。

なるべく薄くしたつもりが印刷してみると思ったより濃い。この加減がいつまでも身に付きません。
今回は薄青色に線色を変更し、印刷しました。
印刷したらそこへ鉛筆で清書線を描いていきます。
線を一本ずつ最終確定させていく作業です。

このくらいの段階で一旦、精神の限界がきます。
ちまちま作業ですからね、何せ苦手な工程です。

鉛筆で描けたら次はペンでなぞっていきます。
別にきれいに描けていれば、鉛筆の線を清書線にしてもいいですが、そうするとパソコンに取り込んでからの工程がめんどくさいので、もう手書きでペンまでいれてしまいます。
そうして描けた絵をスキャンしたのがこちら。

いいペンを買ったおかげで、結構きれいに線が描けました。
こちらを余分なところは消したりして、黒ペンで描かれた線だけを取り出し、他は透明状態にするという作業をします。
それによってできた線画はこんな感じです。

そしてここからは色塗り工程に入ります。色塗りはデジタルソフト(PhotoshopとSai)を使用していきます。
アニメ風の絵なので、ベースの色と影の色だけでぺったんこめに塗っていきます。

団長を塗っていく工程だけみると、まずベース塗りとして色パーツごとに塗り分けます。

絵はレイヤーと呼ばれる透明のシートを何枚にも重ねているような仕組みの中に描かれています。
一番下のレイヤーに肌色を二番目に法被の色を三番目にその他の細かい色、一番上には線を、といった具合にです。

次はそれぞれのレイヤーごとに影をつけていきます。
肌色のレイヤーの上にもう一枚レイヤーを作り、下のレイヤーの肌色が塗られていない部分にだけ色が塗れる設定します。これで影の色がはみ出ることを気にせず描いていけます。

こんな感じで影をつけたり、細かい部分の装飾を塗って団長が完成です。

あとはこれを途方もない人数していくだけ…
実際かなり途方もない作業でした(笑)
たくさんいる人々は4エリアにわけてまとめて塗りました。
あとは神輿や櫓など、わかりやすいパーツごとに。

こうして並べると圧巻ですね。
Photoshopはさすがで「逆光」という太陽を描く機能が備わっています。
雲はネットであったブラシで描いています。

これで仕上がり。
こちらの元イラストは会場でポストカードにして販売できればと思っています。

ちなみに団長以外の各団員の位地はこんな感じです。

チラシでは全員載っていないので、またポストカードで見てみてくださいね!

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